コラーゲンは、非コラーゲンたんぱく質に比べて、新陳代謝の回転はもともとゆっくりです。
飲むコラーゲンの効果たっぷりの魚の骨や皮を煮た汁を冷やすと「煮こごり」ができます。積極的にコラーゲンを摂って、つやつやした弾力のある健康な爪を蘇らせましょう。骨がつくられる仕組みには、二通りあります。コラーゲンたっぷりの食卓を演出するために、魚は切り身ではなく、丸ごと買ってください。細胞マトリックスの主役であるコラーゲンの新陳代謝を促すために、コラーゲンの補給が必要です。真皮のコラーゲンの状態が、新しく細胞をつくる基底層の働きを左右します。しかし、コラーゲンを補給して新陳代謝を活発にすると、この減少をゆるやかにすることができます。代謝の回転がのんびり屋のコラーゲンは、コラーゲン合成の衰えにより、さらに回転をゆっくりとさせてしまいます。これは、溶けてゼラチンとなった魚の骨や皮が「螺旋」を復元させて固まるからです。私たちの体のすべての場所で、コラーゲンは大切な働きをしています。一つは、成長期に軟骨からつくられる仕組みです。丸ごとの骨付き皮付きで料理して、丸ごと食べるのが秘訣です。そのためには煮魚料理が最適でしょう。コラーゲンをつくるためには、コラーゲンを食べることがとても大切です。コラーゲンを積極的に摂って、真皮で新しくコラーゲンがつくられる材料を十分に供給する必要があります。ゆっくりではありますが、回復も期待できるようです。疲れたコラーゲンは、いろいろな悪さをする化学反応をはねつける力が失われてきます。ところで、先ほど三本の糸が右巻きの螺旋をつくっていると述べましたが、このようなカタチのたんぱく質は他には見当たりません。「80歳で自分の歯を20本以上持つようにしよう」という八〇二〇運動が、厚労省と歯科医師会によって1990年から展開されています。これは骨に長さを加えます。どんどん身長が伸びていき時期は、骨が盛んにつくられる時期です。骨太のヒラメやカレイには、とりわけコラーゲンが豊富です。また、魚の煮汁を冷やした煮こごりは、コラーゲンたっぷりの食べ物です。非コラーゲンたんぱく質とコラーゲンとでは、アミノ酸の構成が大きく違います。血管はコラーゲンのパイプと考えてもいいでしょう。その結果、架橋が少なくなり、水分を溜め込む能力も衰えず、みずみずしく張りのある肌がだんだんと戻るようになります。その結果、疲れた同士が腕を組み体を寄せ合うように、コラーゲン同士が不自然なかたちの橋を架けあった状態がつくられます。その理由は、縄をつくるアミノ酸にあります。食べる・咀嚼する、というかけがえのない働きをする歯の健康にもコラーゲンの新陳代謝は欠かせません。大人になると、骨は骨膜の下から新しくつくられて、その太さを保ちます。肉類では、骨付きのスペアリブや豚骨、鶏の手羽先、鶏がらなどにコラーゲンが豊富に含まれています。たんぱく質をつくる部品が不足すれば、組み立ては順調にすすみません。酸素と栄養素を全身の細胞に運び、老廃物を運び去る大切な働きをする血液の通り道が、全身に張り巡らされた血管です。コラーゲンを積極的に摂ることで、潤いと艶のある肌でいつまでもいたいものです。コラーゲンは、もともと自然なかたちの架橋をつくる性質があります。たんぱく質をつくるアミノ酸には20種類があり、アミノ酸の並び方の違いで、いろいろな異なるたんぱく質になります。カメラのファインダーにあたる目の角膜にも、コラーゲンはたくさん含まれています。